BMX世界選手権の遠征九日目の様子を。
九日目の7月28日(日)はエリートクラスのレース本番。
ジュニアエリートに吉井康平選手と池上悠斗選手、エリートに長迫吉拓選手、松下巽選手が出場。
まずはジュニアエリート予選からですが、一本目に吉井選手と池上選手が転倒に巻き込まれるアクシデント。
この転倒で身体を痛めた吉井選手は2本目3本目は流すのが精一杯でした。

池上選手は続く2本目でも転倒してしまいましたが、3本目はなんとか無事にゴール、残念ながら両者とも予選落ちという結果に。。
ジュニアエリートではオーストラリア在住で同国代表の榊原魁選手も出走しましたが、こちらも予選落ち。予選の壁は厚い。
そしてエリートはヨーロッパなどのBMXスーパークロスで活躍中の長迫選手が危なげなく予選を通過。第1コーナーのラインを冷静に見極めて、転倒や接触を避けた走りしつつ上位に食い込むのはさすがだな、と。

一方の松下選手は残念ながら予選落ち。世界最高レベルの中で走り続けてきた長迫選手の強さと経験が光っていたように思いました。
予選を通過した長迫選手は予選同様危なげない走りで準々決勝、準決勝と勝ち進みました。
長迫選手自身も調子はいいと言っていたし、最近のレース結果からみると準決勝の16人(8人x2組ね)には残れるような期待はありましたが、まさか準決勝も勝ちあがるとは驚き!決勝進出は日本人初の快挙!!
決勝で名前呼び上げられてスクリーンにアップで映ったときは感極まりましたね、マジで。

そしてスタート、それまでの若干遅れて1コーナーに入るスタイルと少し変えて横並びで1コーナーへ、そしていつものイン側まわりで抜けようとした瞬間に斜め後ろのライダーと接触、転倒という結末に。



レースに『たられば』は無いですが、日本チームの全員が『あの接触さえなければ。』と思いました。
それぐらい強くて安定した速さを見せつけられたということかな。
今回は事前購入チケットで指定席だったので同じような写真ばかりで個人的に納得いかなかったので、片付け完了後に選手が出てくるエリアで待機して写真を撮ってました。サイン待ちのキッズやサインする長迫選手の写真がイメージ通りに撮れてボクの遠征写真も終了です。

最後の夜なのでチームで会食。翌日誕生日のカイくんへのサプライズなどもあり、楽しいひと時を過ごさせてもらいました。肉とビールでね!



さて10日目は朝から夕方まで飛行機移動。起床4時半、集合5時大丈夫か。(ちなみにいま3時過ぎ)
いやー、最後に本当に感動するレースを見せてもらって大満足です。
ひゃっほー。